DNP映像センターは「映像」で、より新たなコミュニケーションを創出してまいります。ユビキタス時代の到来を急速に実感する現在、映像はますます身近に、そして重要なコミュニケーション手段に変貌しつつあります。DNP映像センターはこれらの変化に敏感に対応し、様々なコミュニケーションの中で創出される映像ビジネスを追求していきます。

Universal Design より見やすく、よりわかりやすく

ユニバーサルデザインとは、年齢や性別・国籍・障がいの有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用できるよう設計された製品・サービス・環境のデザインのことをいいます。DNP映像センターは、2008年より「文字」「色」「音」の3つのテーマを掲げ、映像のユニバーサルデザインに積極的に取り組んでいます。近年における高齢化社会や価値観の多様化する社会に対応した、より多くの人々にわかりやすく伝わりやすい、豊かなコミュニケーションを可能にするための映像を提供しています。

色 カラーユニバーサルデザイン(CUD)

映像コンテンツにとって色は重要な情報伝達手段です。しかし、人間の色の感じ方は一様ではありません。
日本では、男性の20人に1人(5%)がいわゆる色弱者です(色覚異常・色盲・色弱・色覚障害・色覚特性とも称されます) 。
DNP映像センターでは、多様な色覚を持つ方々への 配慮として、会社紹介映像や株主総会映像コンテンツにカラーユニバーサルデザインを導入しています。
使用される各種グラフィック(グラフや表組・チャート等)の色や形、文字の読みやすさ・認識のしやすさなどをチェックし、多様な色覚を持つ方々はもちろん、できる限り多くの人々に正確な情報が伝わるよう配慮した映像コンテンツを提案します。

CUDモニタリング検証

カラーユニバーサルデザインを遂行するにあたり、弊社では、色覚シミュレーションモニターを使用しています。一般色覚者でも色弱者の色の見え方を疑似体験でき、既存の配色の問題点を調べたり新しいデザインを考えたりするための極めて有効なツールとなっています。また、DNP映像センターでは、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(※)と連携をとり、CUD認証マークの取得代行を行っています。

※特定非営利活動法人 カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)
社会の色彩環境を多様な色覚を持つさまざまな人々にとって使いやすいものに改善してゆくことで、「人にやさしい社会づくり」をめざすNPO法人。CUDマークの認定を行っています。

文字 ユニバーサル字幕コンテンツによる情報保障

企業案内や学校紹介など、多くの生活者が視聴する日本語の映像コンテンツに、情報保障としての日本語の字幕を付与しています。映画のDVDで使用されている表示・非表示の切り替えができる字幕機能を活用し、音の無い環境でも内容が理解できるように、ナレーションやセリフ、状況音などの音声情報を字幕化しています。このユニバーサル字幕コンテンツは、耳の不自由な生活者のためだけではなく、企業の受付ロビーなどの 大きな音が出せない場所や、学校見学会や展示会場などの辺りが騒がしい場所でのデジタルサイネージとしても活用できます。また、英語、中国語、韓国語はもちろん、複数の言語による多言語コンテンツへも展開しています。

音 音声ガイドの活用

主に汎用知的音声合成ソフトを使用して、高齢者や視覚障がい者向けに、映像に音声ガイドを付与することを積極的に推進しています。
見えづらい方への配慮としての音声ガイドのみならず、近年ではデジタル書籍・デジタルページメディアなどに対応するリッチコンテンツとしての音声ガイドにも取り組んでいます。
DNP映像センターでは、生活者が追求するコミュニケーション課題を、「映像領域におけるユニバーサルデザイン」で解決します。

DNP映像センターは映像のUD化を促進するため
国際ユニヴァーサルデザイン協議会」に加盟し、
社会的UD啓蒙・推進活動に従事しています。